旅好き男のじゃらんじゃらん、じゃぱん

国内旅行も海外旅行も大好きなアラサー男が、旅したオススメの場所を紹介します!

男六人旅物語in福岡(前編)

記念すべき第1回目【福岡県】


博多初日にいただいたもつ鍋♪

社会人になってすぐのゴールデンウィーク。
久しぶりに中学・高校生時代の友人に声を掛けて、飲み会を開催。


見た目は少し老けましたが、相変わらずの仲間と現状報告や会社の愚痴話、学生時代の思い出話でお酒が進む、進むw
そのとき、ふと
「修学旅行のような旅行をもう一度できたらなぁ。」と、
誰かがつぶやいたことがきっかけで、酔った勢いでどんどん話が進み、場所と日程を決めることに。


まだみんなが行ったことのない、おいしいものが食べられる地域を挙げていった結果、福岡県が選ばれました。
(たしか最終的に、博多美人がおるし、福岡が一番楽しいやろ!という理由だったかもw)


そして、勢いそのままに次の日には、新幹線のチケットとホテルの予約。
こうして9月の三連休に、男6人で福岡旅行が決まりました。(2011年)


美味しい博多【初日】



新大阪駅集合で、博多駅まで。
初めて友人だけで新幹線に乗るので、出発前からテンション高めで、
スタバや赤福などを買い込んで乗車しました。


朝集合でしたが、一度も寝ることなく話しっぱなしで約2時間半。
ついに、みんなで~福岡に~くる~~♪w
さっそくランチは、博多駅近くのラーメン屋で、とんこつラーメンを一杯。
トッピングに明太子とさっそく福岡名物に舌鼓。
これが本場の味か~と言いながら、一気に食べたのを記憶していますw


その後、駅近くのホテルでチェックインを済ませ、さあ観光へ!
・・・だったのですが、特に行き先を決めておらず、また博多駅へ。。。
結局、私が野球が好きで一度観てみたい!とのことで、ヤフオクドームへ♪
(当時の名称は、ヤフードームでした)
試合日ではなく、イベントの準備中だったため、人もまばらで少し寂しい感じでしたが、隣接している「王貞治ベースボールミュージアム」は、ゆっくり見て回ることができました。

王さんというと私には監督のイメージで、現役時代を見たことがなかったので、このミュージアムで、生い立ちや偉大な功績を改めて知ることができました。
ホークスやジャイアンツファンだけでなく、野球ファンであれば、ぜひ一度訪れてほしいスポットです。
(ちなみに私は、小学生の頃からずっとスワローズファンです☂)


一本足打法を何度も真似しながら、次に訪れたのは、中州。
九州一の繁華街にワクワクしながら街ぶらをしましたが、まだ夕方だったので、飲食店も開いておらず。。。
一旦博多駅近辺に戻ってぶらぶらしてから、再び夕食時間に戻ることにしました。


食事は多数決の結果、もつ鍋に決定!
街を歩いている博多の人に声を掛け、オススメの居酒屋へ!
そこは、もつ鍋を含め九州の名物料理を扱った居酒屋で、もちろんもつ鍋も美味でしたが、特に美味しかったのが店員さんオススメの呼子のイカ!!
まだ動いているイカを刺身で食べたのは初めてだったので、あの感動は今も残っています(^^)/


さて、ノープランの福岡旅行でしたが、居酒屋でるるぶを読みながら相談した結果、2日目は門司港に行くことになりました!
初日は、普段の居酒屋同様、何時間も語りながら、おいしい博多を満喫しつつ、お酒が進む楽しい夜でした♪

初めての富士登山♪(後編)



富士登山を終えて【旅は人生を変える】


富士登山を終えて帰宅した私は、ひと回り大きくなったような気がしました。
そして、失恋で悩んでいた自分がアホらしくなり、前に進む力をもらえた気がします。


この登山を機に、人生は後悔しても仕方がないので、やりたいと思ったことはとことんチャレンジしてみようと考えるようになりました。
たった一度の旅行でしたが、私にとっては人生の分岐点だったといえます。


百聞は一見に如かず。
あれから何年も経ちましたが、まだまだ旅の途中です!
まだ見ぬ景色を求めて、旅を続けていきます。


以上、私が趣味:旅行になるきっかけとなった富士登山をお伝えしました。
今後も旅行の経験を中心に書いていきますので、興味のある方はぜひご覧ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)

最後に、五合目で購入した富士メロンパン!数年後、ブームになっていたのでびっくりしました!笑

初めての富士登山♪(中編)

登山中の風景。壮麗な景色に圧倒されます! テンションMAXで競走【富士山登頂】


さて、小休憩を挟みながら、夕方には宿泊予定の七合目まで登ってきました。
他のツアー参加者もみんな問題なく、登り切りました。
(道中、元気すぎるおじいさんがインストラクターを何度も追い越して、再三注意されていましたがw)


登山中に仲良くなった私たちと同じ大学生男2人組と山小屋で、夕食を済ませた後、ビールを飲みながら談笑。
十何年も前のことで内容はまったく覚えていませんが、大学生同士アホなことを話していたように思います。


そんな楽しい夜を過ごしましたが、初めての寝袋は全く熟睡できずに、起床。
この日の朝は、曇が多く、御来光を臨むことはできませんでした。
しかも、寝不足と夜のビールが残って軽い頭痛。。。
コンディションはイマイチでしたが、山頂を目指し登山再開。
歩くこと数時間。ついに鳥居が見えてくると、そこは頂上の久須志神社!
私たちのツアーは、ひとりもリタイアすることなく、登頂することができました。


ここからは、希望者のみで剣ヶ峰のある3776mを目指し、お鉢めぐりをします。
もちろんまだまだ体力の残っていた私たちは、参加。
しかも、剣ヶ峰付近にある通称「馬の背」と呼ばれる坂道では、インストラクターに釘を刺されましたが、テンションはMAXで、4人で本気のダッシュ!!

馬の背と呼ばれている坂道。けっこう足にきます。。。

そして、ついに、ついに、日本の頂へ!!
日本一高い場所まで来た自分が誇らしく、何度もガッツポーズと大声を出していたのを今でも覚えています。

このときはアドレナリンのおかげで、何もありませんでしたが。
しかし、ここから。。。



甘く見ていた高山病【ハプニング】


無事、剣ヶ峰まで登頂を終え、自分が天下を取ったような自信と達成感を味わいながら、久須志神社に戻ってきたとき、風邪のような症状で、寒気と咳、出始めます。


ちょっとはしゃぎすぎたかなと思っているのもつかの間、ひどい頭痛で立っているのもしんどくなりました。
なんとか宿泊先の山小屋まで戻ってくるも、一向に収まりません。
それどころか熱も出てきたようで、立ち上がるのがやっと。。。
山小屋のスタッフから高山病と診断され、テンションは一気に下がりました。
若いし、体力にも自信があったので、登る前から絶対にかかることはないと思っていたのに。


インストラクターからは、「馬の背」で走ったのが原因だと言われ、恥ずかしく、そして申し訳ない気持ちになりました。
この日の夕食は、私の大好きなカレーでしたが、一口も食べられず。。。


宿泊部屋の寝袋に一人震えながら横になっていると、もう一人同じような人が。
実は、もう1組の大学生のひとりも、私と同じく高山病にかかったようです。
二人でバツが悪そうに苦笑したのを覚えています。


私たちのせいで、山小屋のスタッフや他のツアー客に心配をかけてしまい、恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちで、反省しきりの夜になりました。


今までで見た一番の感動【御来光】
明け方、高山病の頭痛が残る中、一緒に参加したTくんに、むりやり起こされて外に出ると。。。



圧倒されるほどきれいな御来光が、目の前に!!
一瞬ですべての感情がどこかにいき、ただただ眺めている目から涙が。
人生で最高の景色を見た瞬間でした。
そして登山前、うじうじしていた自分がどうでもよくなり、一気に晴れやかな気分になりました。

人を動かす景色って、本当にあるんだなぁと感じた瞬間です。
同時に、日本に生まれたこと、地球に生まれたことが愛おしく感じられ、生まれてきたことに感謝した瞬間でもありました。


下山後の幸せ【温泉&ほうとう鍋】
昨晩から悩まされていた高山病は、下山をするごとに改善され、五合目まで戻ってくるとすっかり回復していました。
その後、バスで富士山麓の温泉施設に訪れ、久しぶりのお風呂。
シャワーを浴びると、こんなに汚れていた!?と思うほど、砂が落ち、どろどろだった身体がきれいさっぱり!そして、昼食は、山梨県名物のほうとう鍋。


登山中は、簡単な食事が中心でしたので、あったかい鍋と白飯は、めちゃくちゃ美味しく、出発のギリギリまでおかわりをしていましたw
(そのせいで、帰りの高速道路で我慢できず、予定になかったPAで停まってもらい、おひとり様トイレ休憩。。。)
高山病といい、腹痛といい、インストラクターやガイドの方、一緒に参加されたツアーの皆さま、本当に申し訳ございませんでした。


いろいろありすぎましたが、これが私のはじめての富士登山でした。
誘ってくれたTくん、ほんまにありがとう!!